病院に行くタイミングは?不眠チェックや睡眠アプリで睡眠状態を知ろう

日本では不眠で困っていても、実際に病院に通院しているという人は多くないのが現状です。
その背景には、軽い不眠と捉えている、病院へ行くことに対して抵抗感がある、忙しくて時間がとれないなどの理由があるでしょう。

そこで、今回は病院に行く前に試すことのできる自己チェックや睡眠アプリについてご紹介します。
病院へ行くべきタイミングや、自分の不眠の悩みがどの程度の状態なのかが客観的に分かると、今後の対処法が見えてきます。

お悩み解決の参考にされてください。

不眠症の診断について


不眠症を正式に診断するには、病院を受診し、医師の診断を受けるしかありません。
しかし、その前に自己チェックをして、自分が病院に行った方がいいかどうかの判断はできます。

不眠の悩みがあるが、「これくらいで病院に行っていいのか」「ちょっと睡眠の悩みを相談する勇気が出ない」など受診を迷っていらっしゃる方は、以下の自己チェックをしてみてください。
病院に行くタイミングかどうかを判断するのに役立ちます。

これは世界共通の不眠症判定法であるアテネ不眠尺度というもので、病院の診断材料としても使われています。

不眠症セルフチェック

“過去1ヶ月間で少なくとも3回以上経験したものを選択し、点数を合計してください。

□寝付きはどうでしたか?
0点:いつも寝つきはよい
1点:いつもより少し時間がかかった
2点:いつもよりかなり時間がかかった
3点:いつもより非常に時間がかかった、あるいは全く眠れなかった

□夜間、睡眠途中に目が覚めましたか?
0点:問題になるほどではなかった
1点:少し困ることがある
2点:かなり困っている
3点:深刻な状態、あるいは全く眠れなかった

□希望する時間より早く目覚め、それ以上眠れなかったことはありましたか?
0点:そのようなことはなかった
1点:少し早かった
2点:かなり早かった
3点:非常に早かった、あるいは全く眠れなかった

□睡眠時間は足りていましたか?
0点:十分である
1点:少し足りない
2点:かなり足りない
3点:全く足りない、あるいは全く眠れなかった

□全体的な睡眠の質はいかがでしたか?
0点:満足している
1点:少し不満である
2点:かなり不満である
3点:非常に不満である、あるいは全く眠れなかった

□日中の気分はいかがでしたか?
0点:いつもどおり
1点:少し落ち込んだ
2点:かなり落ち込んだ
3点:非常に落ち込んだ

□日中の身体的および精神的な活動状態はいかがでしたか?
0点:いつもどおり
1点:少し低下した
2点:かなり低下した
3点:非常に低下した

□日中の眠気はありましたか?
0点:全くなかった
1点:少しあった
2点:かなりあった
3点:激しかった

[1~3点]:不眠症の心配はありません
[4~5点]:不眠症の疑いが少しあります
[6点以上]:不眠症の可能性が高いです

結果はどうだったでしょうか?

6点以上の方は、早期回復をスムーズにするためにも早めの受診をおすすめします。
直接通院するのに抵抗感があるという方は、睡眠専門のオンラインクリニックである当院にご相談ください。
1~5点の方は、次に説明する睡眠アプリを取り入れられるのもおすすめです。

睡眠アプリとは


上記のチェックリスト以外にも、最近は、自分の睡眠時の状態を計測するツールとして睡眠アプリがあります。
すぐに受診が必要なほどの悩みではないという方は、睡眠アプリを使ってご自分の睡眠状態について知るのもいいかもしれません。

睡眠アプリを使うメリット

睡眠アプリのメリットとしては、

1.自分の睡眠習慣を見直すきっかけとなり、睡眠の質が上がる。
2.自分だけでは知りえない睡眠中の観測ができる。
3.寝起きスッキリできるレム睡眠のタイミングで起床できる。
4.自分の睡眠のサイクルが分かる。
5.第三者目線で睡眠習慣の振り返りができる。

などがあります。

睡眠アプリで計測できること

では、具体的にはどんな機能があるのでしょうか。
睡眠アプリには色々な種類があるので一概には言えませんが、以下の項目の計測ができるものが多いようです。
ご自分が必要な機能を確認してアプリを選んでみてくださいね。

・睡眠時間
日中の活動のメモと一緒に見直すことで、本当に必要な睡眠を知ることができます。
実は短い睡眠時間でも問題なかったり、十分だと思っていた睡眠時間でも足りなかったりと、漠然と決めていたことをデータに基づいて決めることができるようになります。

・就床、起床時間
就床、起床時間は布団に入っても眠れない、朝起きるのが辛いという方は特に注意して見るべき点です。
どうしてすぐに眠ることができないのか、なぜ朝起きてすぐに布団から出られないのかなど振り返ることができます。

・睡眠効率(レム・ノンレム睡眠)
睡眠効率はしっかりと睡眠の質が保たれているのかを知れて、改善していく上で役立つ情報です。深い眠りに入れない要因などを探す手掛かりにもできます。

・いびきの計測
上記3つの計測項目は、睡眠アプリであれば基本的には計測できるようです。そこに加えて、「いびき」の計測がある方が望ましいです。
自分がいびきをかいているかは自分だけでは分かりませんし、睡眠時無呼吸症候群などの可能性を考える材料になります。

まとめ

今回は病院に行く前に試すことのできる自己チェックや睡眠アプリについてご紹介しました。

どうだったでしょうか?
病院へ行くべきタイミングかどうか判断できましたか?

「どうしよう…」と悩んでいる間は状況が動きませんが、少し勇気を出して何らかの行動をすると、次のステップが見えてきます。
不眠症は悪化する前に治療をした方が、お薬の量なども少なく済み、改善も早いです。

ぜひ、今回の記事をお悩み解決の参考にされてください。

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